エアコンの配管カバーについて
2021/12/05
配管の化粧カバーはオプションで付けるものなので、どうするべきか悩みがちです。
付けないからといって、エアコンの機能が変わるわけでもないのに付ける意味はあるのでしょうか。
この記事では、配管の化粧カバーの役割や、取り付けるメリットについてご説明します。
配管の化粧カバーとは
エアコンを取り付けるときは、壁に穴をあけ、室内機と室外機を繋げます。
室内機と室外機を繋いでいるホースのことを配管と呼びます。
化粧カバーは、配管を隠すためにつけるオプションのことです。
化粧カバーを取り付けない場合は、巻き上げというテープをぐるぐる巻きにした方法で仕上げます。
化粧カバーを取り付けるメリット
化粧カバーを取り付けなくても、エアコンの性能に変わりはありません。
しかし、見た目が良くなったり劣化を防げるメリットがあります。
見た目が良くなる
巻き上げで仕上げた配管は、見栄えが悪くなってしまいがちです。
特に外壁が黒や茶色のお家には、白いテープが目立ってしまいます。
化粧カバーを取り付けることで、外壁の色と合わせることができるので、外観を損なわずに済みます。
劣化を防ぐ効果がある
室外機から繋がっている配管テープは、日々雨風に晒され劣化していきます。
配管テープで巻いた巻き上げの方法だと、2〜3年でテープが消耗してしまいます。
雨風が配管ホースに直接あたり、エアコン本体にも悪影響を及ぼします。
化粧カバーを取り付けることで、劣化を防ぎ、長く使うことができるようになります。
まとめ
配管の化粧カバーを付けなくても、エアコンの性能が変わることはありません。
しかし、化粧カバーを付けることで、見栄えが良くなり、配管の劣化を防ぐことができます。
後から化粧カバーを付けると割高になってしまうので、エアコン取り付け工事のときに付けることをおすすめします。